【スノーボード】男女アベックV!“新・ニッポンお家芸”ビッグエア 躍進生んだ施設整備

[ 2026年2月11日 05:45 ]

ミラノ・コルティナ五輪

埼玉県嵐山町にある埼玉クエスト
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 冬季五輪初の男女アベックVを遂げたスノーボード・ビッグエア(BA)は新お家芸と言える。躍進の要因の一つが屋外ジャンプ施設の整備。着地場所にエアマットが置かれる安全な施設は日本が先駆けとされ、季節を問わず反復練習が可能だ。深田、岩渕らを指導する佐藤康弘氏は10年に長野・小布施クエスト、13年に埼玉クエストをオープン。その後も宮城、富山、愛知、京都などでも施設がオープンし、雪のない地域でも幼少期から練習に取り組める環境が整った。

 国の強化拠点指定を受ける宮城県村田町の東北クエストには敷地内に本格的なトレーニングルームを完備。19年ラグビーW杯日本大会で日本代表が使用していた機材を譲り受け、練習と身体強化を効率的に行える。連続して技をつなげる必要があるハーフパイプやスロープスタイルと比べ、単発技を競うビッグエアは夏場の練習との親和性が高いことも飛躍の要因となった。

 埼玉の佐藤氏、村瀬が拠点とする富山の阪西翔氏、男子銀メダルの木俣が通う宮城の西田崇氏と、各施設には優秀な指導者が常駐。佐藤氏、西田氏ら80~90年代に活躍した「スノボ第1世代」が指導者となり、経験や知識を「第2世代」の現役選手に落とし込んだことも、飛躍につながった。田中幸氏も「サポートを受けた子供たちが先輩に憧れ、努力もした。その道筋が今の躍進を生んでいる」と話した。

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