【スノボ】またも笑顔咲かせず…三木つばき “挑戦者”北京9位から昨季はW杯3冠と成長も8強で敗退

[ 2026年2月9日 05:30 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪 第3日 スノーボード 女子パラレル大回転 ( 2026年2月8日    リビーニョ・スノーパーク )

決勝トーナメントで敗れて悔しげな三木つばき(撮影・小海途 良幹)
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 スノーボード女子パラレル大回転は8日にリビーニョ・スノーパークで行われ、今季W杯ランキング1位で2大会連続出場の三木つばき(22=浜松いわた信用金庫)は準々決勝で地元イタリアのエリザ・カフォンに敗れ、メダル獲得を逃した。昨季はW杯で3冠を達成するなど、同種目では14年ソチ五輪銀メダルの竹内智香以来のメダル獲得が期待されたが、及ばなかった。

 五輪の頂は近いようで遠かった。予選は3位通過。決勝トーナメント1回戦は、平均タイムが速かった青コースを滑ってカナダ選手を破ったが、続く準々決勝は不利な赤コースに。中盤まではややリードを奪ったかに見えたが、終盤に並ばれると、ほぼ同時にゴール。着差はわずか0秒02。2度目の五輪が、はかなく終わった。

 18歳で挑んだ22年北京五輪は9位。「先輩方の胸を借りて思いっきり滑ろう」という挑戦者の立場だったが、4年で立場は様変わりした。23年は世界選手権制覇、昨季はW杯総合と種目別の2つを制覇する3冠に輝き、堂々の金メダル候補に成長した。だがその重圧に今季はW杯開幕2戦目に勝利を収めたものの、その後は不振。五輪直前の大会で2勝目を挙げたが、本番では昨季のような圧倒的な滑りを再現することはできなかった。

 先月中旬にはW杯転戦の車移動中に、サービスマンやトレーナーら、行動を共にするチームメンバーと5時間にわたって意見をぶつけ合った。「脳を使い過ぎて、脳疲労して吐いた。そのくらい考えて導き出した」という答えは、「弱い自分を認めること」。純粋にレースと勝負を楽しむ原点を思い出して五輪の舞台に立ったが、大輪のツバキを咲かせることはできなかった。

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