【ノルディック複合】渡部暁斗 初練習で決意新た「諦める姿を見せるわけにはいかない」

[ 2026年2月8日 05:30 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第2日 ( 2026年2月7日 )

渡部暁斗
Photo By スポニチ

 ノルディックスキー複合の代表選手が6日、テーゼロ距離競技場で初練習を行った。五輪3大会連続メダリストの渡部暁斗(37=北野建設)は今季限りでの引退を表明しており、自身最後の五輪となる。近年は低迷が続くだけに「このままでは厳しい」と珍しく弱気な言葉も口にしたが、「諦める姿を見せるわけにはいかない。その一心だけ」と、自らを奮い立たせて臨む。

 不振の主因はジャンプで好位置につけられないこと。それでも1月30日のW杯で、手応えをつかみかけた。長い経験から、飛躍はきっかけさえあれば短期間で好転させられることは知っている。

 過去5度の五輪は自らの「道しるべ」となった。楽しむだけで終わったことを反省したトリノ。目標とかけ離れた結果に苦しんだバンクーバー。メダル争いの楽しさを感じたソチ。「金」だけを目指し、一歩届かぬ悔しさを味わった平昌。北京ではコロナ禍を経て競技生活が人生の全てなのかと問い直した。

 11日(日本時間同日)の個人ノーマルヒルで初戦を迎える。「最後はどんなふうに五輪を感じるのかな」。集大成として挑むミラノ・コルティナ。日本複合界の第一人者が、戦い抜いた先の景色を眺めにいく。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年2月8日のニュース