【アイスホッケー】スマイルジャパンは2大会連続白星発進、FW伊藤麻琴がV弾、フランスに3-2

[ 2026年2月6日 22:25 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪 第1日 アイスホッケー   女子1次リーグ 日本3―2フランス ( 2026年2月6日    ミラノ・ロー・アリーナ )

<日本・フランス>第2ピリオド、浮田の先生ゴール。背番号11はゴール前に詰めていた志賀紅音(AP)
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 アイスホッケー女子日本代表・スマイルジャパン(世界ランク7位)は6日、1次リーグの初戦でフランス(同14位)と対戦。第2ピリオド(P)にFW浮田留衣(29=ダイシン)が先制ゴールを決めた。1-1の第3PにはFW伊藤麻琴(21=トヨタシグナス)が勝ち越しゴール。さらに、FW前田涼風(29=道路建設ペリグリン)が技ありのゴールで3点目を奪った。3-2で勝利し、勝ち点3を獲得。2大会連続で初戦白星を飾った。明日はドイツ(同8位)と対戦する。

 試合終了のホイッスルが鳴り響くと、リンクには笑顔の輪が広がった。

 第1Pは序盤に主導権を握ったものの、中盤以降はすでに1次リーグで1敗を喫しているフランスの攻撃に耐える時間が増えた。日本はフランスのシュート8本を上回る、12本を放ったが、ゴールを奪えなかった。

 第2Pもスタートからスピードある攻撃を仕掛けた。残り1分30秒を切ってから、交代直後のFW浮田が相手DFを交わして、ゴール前右からシュート。ほしかった先制点を奪った。しかし、その直後にフランスに同点弾を許した。

 第3Pも何度も好機を作り、フランスゴールに迫った。残り4分を切ったところで、FW伊藤がハイショットを決め、勝ち越し点を奪った。その直後、相手GKが前に出た隙をつき、FW前田が無人のゴールにパックを流し込んだ。試合終了間際に1点を返されたが、1点を守り切り、勝ち点3を獲得。22年北京大会に続き、白星スタートとなった。

 平均年齢は前回大会より1歳以上若い24・3歳。高校生2人を含む11人が代表に初選出された。北京五輪を最後に大沢ちほや久保英恵らが去り、大幅にメンバーが入れ替わった。当初は世代間のギャップもあったが、性格診断のツールなどで結束を深め、昨年2月の五輪最終予選は3戦3勝。4大会連続5度目となる出場を決めた。

 主将のDF小池ら4大会連続出場のベテランがいる一方、若手の台頭も頼もしい。最終予選で3戦5発と大暴れしたFW輪島もその一人。北京五輪の直前合宿にも招集されていたが、右手首を脱臼で手術を強いられ、選考から漏れ悔しさを糧に戦ってきた。初めての大舞台を前にしても「楽しみの方が強い。毎試合、得点に絡むプレーをしたい」と意気込んできた。

 今大会を前に対策を義務づけられたのが試合会場のリンクの狭さだ。五輪最終予選を行った北海道苫小牧市のリンクよりも幅が4メートル狭く「圧倒的に小さい」と小池が言えば、輪島も「過去一(番)」と表現してきた。ただ、国内での事前合宿などから“狭小リンク”を想定して練習。システムをコンパクトにした守り方などを意識してきた。

 ▼小池主将 非常に重要な1勝。過去の大会でメダルは獲れなかったので、歴史を変えるつもりで臨んだ。

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