【陸上日本選手権】三段跳び・森本麻里子、24年ぶり日本記録更新で5連覇 5本目で14m16大ジャンプ

[ 2023年6月3日 13:56 ]

陸上・日本選手権第3日 ( 2023年6月3日    大阪・ヤンマースタジアム長居 )

<陸上日本選手権>女子三段跳で日本記録を更新した森本麻里子(撮影・平嶋 理子)
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 女子三段跳びが行われ、森本麻里子(内田建設AC)が日本記録を更新する大ジャンプで5連覇を達成した。

 前日の大雨から一転、朝から晴れわたったヤンマースタジアム長居。森本は5本目で追い風0・7メートルの中、14メートル16を跳んだ。これで99年に花岡麻帆が出した14メートル04を上回り、24年ぶりに日本記録を更新した。

 「素直にうれしいです。1本目から手応えがあったので、落ち着いてやれば超えてくるかなと思っていた。(跳んだ直後は)観客の皆さんが“おー!”っとなったので、私も“おー!”となりました」

 三段跳びの実績に加え、森本には元ボブスレー日本代表の肩書きもある。社会人1年目の17年に練習拠点の日大でスカウトされ、選手発掘テストを受けたことをきっかけに冬季競技ボブスレーの世界に足を踏み入れた。17、18年のW杯には2人乗りで出場。夏季は陸上に励みながら18年平昌冬季五輪を目指したが、出場には手が届かなかった。

 それでも、ボブスレーから得たものは多く、これで日本選手権は19年大会から5連覇。今季は加速のスピードが上がっており、それが日本記録の更新につながった。

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