【鶴竜引退相撲】最後の土俵入りは太刀持ちに新大関・霧島、露払いに正代 最後の取組は長男と

[ 2023年6月3日 19:30 ]

太刀持ちに霧島(左)、露払いに正代(右)を従えて土俵入りを行う鶴竜
Photo By 代表撮影

 一昨年の春場所で現役を引退した第71代横綱・鶴竜(37)の引退相撲が3日、東京・両国国技館で行われた。

 最後の土俵入りでは、現役時代と変わらない力強い雲竜型を披露。露払いに小結・正代(31=時津風部屋)、そして太刀持ちには新大関の霧馬山改め霧島(27=陸奥部屋)を従えた。

 「最後の取組」では、長男のアナンダ・アマルバヤスガランくん(6)と対戦。父親の優しい表情で相撲を取り、最後は押し出されて土俵を割った。土俵上の所作なども家で練習してきたそうで「間違えないようにやってほしいと思っていた」と笑顔で振り返った。

 引退から2年以上がたち、ようやく大銀杏(おおいちょう)に別れを告げた鶴竜親方は「やっと切ったなという感じ。これでやっと親方らしくなったかな」と笑顔。整髪後の土俵上でのあいさつでは「皆さん、どうですか私の髪は?」と新ヘアースタイルが似合っているか、ファンに呼びかけていた。

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