松山は65 単独首位でホールアウト「やりたいことはできている感じ」メモリアルトーナメント

[ 2023年6月3日 05:52 ]

米男子ゴルフツアー メモリアル・トーナメント第2日 ( 2023年6月2日    オハイオ州 ミュアフィールドビレッジGC=7571ヤード、パー72 )

メモリアル・トーナメント第2日、通算7アンダーに伸ばした松山英樹(AP)
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 33位から出た14年大会覇者の松山英樹(31=LEXUS)は7バーディー、ボギーなしの65をマークし、通算7アンダーに伸ばした。ホールアウト時点で単独首位に立った。

 中継局ゴルフネットワークのインタビューでは「ショットも何となく付いていたし、パットも前半良かったのでスコアが伸びた」と淡々と振り返った。

 インから出て11番パー5で第3打を50センチをぴたり。会心のバーディーで勢い付いた。14番は4メートルのフックラインを沈めて伸ばした。

 17番は1・8メートルに付けて、18番は奥5メートルから沈めて連続バーディーを奪い、4アンダーで折り返した。

 後半アウトは4ホールパーを並べ、5番パー5で第3打を1メートルに付けてバーディー。7番では7・5メートル、8番では10メートルのフックラインをねじ込んで連続バーディーとし、65の好スコアで回った。

 この日はパーオン率88・9%。アイアンの精度が抜群だった。パープレーだった初日のラウンド後に「良いショットの前触れみたいなものが出てきている」と話していたが「首の痛みが出てからスピードが戻ってこないのでアイアンの距離感は苦しいけど、それを計算してできた時はうまくいっている。今日の前半の感じが一番、やりたいことはできているという感じ」と感触はさらに良くなっているようだ。

 パットの貢献度を示すストロークゲインド・パッティングは3・560(ホールアウト時点でランク1位)と高い数値を残した。長いバーディーパットも決まった。「18番と7、8番で(長いバーディーパットが)入ってくれたので良かった」とうなずいた。

 14年大会以来9年ぶりの大会制覇、昨年1月のソニー・オープン以来のツアー9勝目が視界に入る。週末に向けて「久々にいい位置で週末に迎えるので、まずは一つでも伸ばしていけるようにしたい」と意気込んだ。

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