【鶴竜引退相撲】「新大関・霧島」の場内アナウンスに大きな拍手「約束を守れた。最高でした」

[ 2023年6月3日 20:26 ]

照ノ富士(左)を持ち上げる霧島(代表撮影)
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 一昨年の春場所で現役を引退した第71代横綱・鶴竜(37)の引退相撲が3日、東京・両国国技館で行われた。

 新大関の霧馬山改め霧島(27=陸奥部屋)は改名後初めての公の場。主役の鶴竜親方と同じ部屋ということで、この日は髪結い実演、横綱土俵入りの太刀持ち、幕内取組と大忙し。「新大関・霧島」と場内アナウンスされる度に大きな拍手が起きた。

 部屋の兄弟子の晴れ舞台に大関として臨むことは、初優勝を果たした春場所後から常々口にしていた。「約束を守れた。最高でした」と有言実行に満足げな表情。「大関」と呼ばれることには「そのうち慣れてくると思うけど…」とあまり実感がないようだったが「霧島」のしこ名については「拍手を聞いてホッとした。良い名前だなと思った」と実感を込めた。

 これまで横綱土俵入りの露払いを務めたことはあったが、太刀持ちは初めて。「思ったよりキツかった。どんどん手が下がっちゃう」と、太刀の重さに驚いていた。

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