【陸上日本選手権】君嶋愛梨沙 女子100メートル連覇「雨もパワーにして走れた」

[ 2023年6月2日 22:10 ]

女子100メートルで優勝し笑顔を見せる君嶋愛梨沙(撮影・平嶋 理子)
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 女子100メートル決勝は君嶋愛梨沙(土木管理総合)が11秒59で2連覇を達成した。

中盤から抜け出してのフィニッシュで、歓喜のガッツポーズ。「達成度は60~70%くらい。もっと楽に出て後半加速できたら良かった」とタイムには満足感はなかったが、「コーチも多忙で半年で5、6回しか見てもらっていない。コーチがいない中でも自分でまとめて優勝できたのは褒めても良い」と話した。

 日体大時代、関東インカレ前に明治神宮で引いたおみくじには「水は丸い器があれば丸くなる、三角なら三角にもなる。時には岩をも切ってしまうくらい強靱(きょうじん)なパワーがある」との言葉が記されていたという。この日いったん上がった雨が、レース直前にまた降り出した。

 当時のおみくじを思い出しながら「水は時には凄いパワーをつくり出すと書いてった。雨も自分のパワーにして走れた」と雨中のレースをプラスに捉えての連覇だった。

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