古江彩佳は69　4打差5位好発進「良いスタートが切れたかな」みずほアメリカズ・オープン

米女子ゴルフツアー　みずほアメリカズ・オープン第1日 （ 2023年6月1日    ニュージャージー州　リバティーナショナルGC＝6671ヤード、パー72 ）

18番、ティーグラウンドでの古江（AP）
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　前週2位の古江彩佳（23＝富士通）が4バーディー、1ボギーの3アンダー、69で回り首位と4打差の5位と好位置につけた。

　ホールアウト後、中継局WOWOWのインタビューに答えた古江は「良いスタートは切れたかなと思う」と話した。

　インから出て最初の10番パー5でティーショットを左に曲げたが、レイアップしてきっちりパーセーブ。続く11番パー3で1・5メートルに付けて最初のバーディーを奪うと、12番と13番は3メートルのチャンスをものにして3連続バーディー。16番ではカラーから5メートルをパターで沈めて4アンダーで折り返し「短いクラブで打てたところも多かったので、しっかりバーディーを取れて凄く良いリズムでできた」と前半のプレーを振り返った。

　ところが後半は一転、スコアを伸ばせない我慢の展開となった。そして最終9番は第2打がグリーン左にこぼれてパターでのアプローチをミス。7メートルのパーパットが外れてボギーとなった。

　前週のバンク・オブ・ホープ・マッチプレーで決勝に進出。昨年に続き準優勝という好成績を残した。

　ハードな日程で疲労もあるはずだが「決勝まで戦えたことは凄くうれしい。その分の疲れは良しとしたい」と笑顔を見せた。

　2週連続の優勝争い、そしてツアー2勝目へ期待を抱かせる初日。古江は「最後のボギーはちょっと悔しいけど、1日目のスタートとしてはアンダーで回れたのは凄く良いなと思う」と安堵（あんど）の表情で話した。