西村優菜 後半4バーディーで巻き返し70 今季最高12位発進「パットが入ってくれた」

[ 2023年6月2日 09:29 ]

米女子ゴルフツアー みずほアメリカズ・オープン第1日 ( 2023年6月1日     ニュージャージー州 リバティーナショナルGC=6671ヤード、パー72 )

西村優菜
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 西村優菜(22=スターツ)は5バーディー、3ボギーの2アンダー、70で回り12位で発進した。

 ホールアウト後、中継局WOWOWのインタビューに答えて「前半はマネジメントミスがあってボギーも打ってしまったけど、後半は良いラウンドができた」と白い歯を見せた。

 インから出た西村は最初の10番でボギー発進。15番でもボギーを叩き、16番でバーディーを取り返したものの、17番でもスコアを落とし2オーバーで前半を終えた。

 しかし後半のアウトで巻き返す。3番、4番で3メートルのパットを決めて連続バーディーでアンダーパーに突入。6番パー5では4メートルを沈めて2アンダーで終えた。

 復調のきっかけを聞かれた西村は「パットが入ってくれたのが一番。前半のボギーもマネジメントミスはあったけど、フィーリングは悪くなかった。そのまま後半はできたかな」と振り返った。

 今季から米ツアーに本格参戦したが、実力を発揮できない試合が多かった。5月に帰国し、日本ツアーのブリヂストン・レディースに出場。日本のファンの歓声を浴びながら6位の好成績を収め「ブリヂストン・レディースでくさんファンの方に会えて自分が元気をもらえた」とリフレッシュして再渡米した。

 今大会の会場リバティーナショナルGCは、マンハッタンの摩天楼を望む、景色の美しいコースとして知られる。西村は14番パー3がお気に入り。「凄く綺麗で、ティーグラウンドに上がると、凄いなと思います」。景色を楽しむメンタルの余裕も好スコアの支えになった。

 初日12位は今季米ツアー自己最高に並ぶ好発進。2日目に向けて「明日は早いスタートで、縦距離とか難しくなるけど、しっかり調整して、良いラウンドができるように頑張りたい」と語った。

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