車いすテニス小田凱人　ダブル史上最年少記録へ「かなり自信ある」国枝氏とも練習

車いすテニスの小田凱人
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　テニス全仏オープンの車いすの部に出場する男子シングルス世界ランキング2位の小田凱人（17＝東海理化）が2日、渡欧前の羽田空港で取材に応じ、2つの史上最年少記録達成に意欲を見せた。今大会に優勝すれば17歳1カ月2日で史上最年少での4大大会制覇となり、世界1位のアルフィー・ヒューエット（25＝英国）より上位に進出すれば史上最年少で世界ランキング1位の座に就く。

　今大会に集中するため、前哨戦の出場を回避。滑りやすく独特の技術が必要となるクレーコートに向けてチェアワークの強化に時間を割き、車いすのタイヤも溝の深いものに変更した。前回王者で1月に現役引退した国枝慎吾氏（39）と一緒に練習してアドバイスをもらうなど準備に余念はない。

　順当なら決勝で対戦するヒューエットには3連敗中だが「アルフィー（ヒューエット）の対策よりも自分のプレーに重点を置いて練習してきた。1回波に乗れば（勝ちに）持って行ける自信はある。クレーは得意。かなり自信がある」と力を込めた。

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