“はりひな”2大会連続の銀メダル 混合ダブルス中国ペアに0―3完敗 佳純さん以来の世界一届かず

[ 2023年5月26日 20:32 ]

卓球・世界選手権個人戦 ( 2023年5月26日    南アフリカ・ダーバン )

張本智和と早田ひな(23年1月撮影)
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 混合ダブルスの決勝が行われ、張本智和(智和企画)早田ひな(日本生命)組は、王楚欽・孫穎莎(中国)組に0―3で敗れて銀メダルだった。“はりひな”は2大会連続の銀。引退した石川佳純さんが吉村真晴と組んだ17年大会以来となる日本勢の金メダルに届かなかった。

 頂上決戦でリベンジを果たせなかった。21年大会の決勝で0―3でストレート負けを喫したペアとの再戦。「今までの決勝前と比べて一番自信がある。自分たちが信じてきたプレーをやる」と張本は闘志を高めていたが、再び屈した。

 第1ゲームは中盤まで互角の展開だったが、6―6から5連続失点で落とした。第2ゲームは開始から6連続でポイントを奪われ劣勢に陥ると巻き返せず。後がなくなった第3ゲームも押し切られた。

 張本、早田ともに24年パリ五輪のシングルス代表争いでライバルを寄せ付けずに首位に立つ。このまま順当に切符をつかめば、パリで混合ダブルスでのペア結成も決定的。同種目では21年東京五輪で水谷隼と伊藤美誠が金メダルを獲得した。日本勢の五輪連覇を見据え“はりひな”は、これからも互いに高め合う。

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