照ノ富士 1敗守り再び単独首位 1年ぶり賜杯へ「あと3日間、できることを精いっぱい」

[ 2023年5月26日 04:42 ]

大相撲夏場所12日目 ( 2023年5月25日    両国国技館 )

若元春(右)を下す照ノ富士(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 両膝のケガなどによる4場所連続休場からの復活を期す照ノ富士が若元春を寄り倒し、11勝目を挙げた。1敗で並ぶ朝乃山が敗れたため、優勝争いの単独トップに立った。残り3日、昨年夏場所以来1年ぶり、通算8度目の優勝を目指す。

 立ち合いで得意とは逆、若元春得意の左四つ。それでも力強さは別格だった。「稽古場でも左で相撲を取っていた。ある程度は頭に入っていた」。若元春に寄られたが、その勢いを使って土俵際で体を入れ替え、土俵下まで放り投げた。

 長期休場明けでの優勝争い。久々に味わう重圧を聞かれ「15日間無事に終わることしか考えてない。無事に終わるということは、優勝に絡まないと。あと3日間、できることを精いっぱいやろうと思う」と一人横綱の責任感をにじませた。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年5月26日のニュース