古江彩佳 途中ハプニングも2連勝「最後まで集中できてよかった」米女子ツゴルフマッチプレー

[ 2023年5月26日 10:33 ]

米女子ゴルフツアー バンクオブホープ・マッチプレー第2日 ( 2023年5月25日    ネバダ州シャドークリーク=6804ヤード、パー72 )

古江彩佳
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 1次リーグ第2戦が25日に行われ、6組の古江彩佳(22=富士通)はステーシー・ルイス(38=米国)を4アンド2で破った。第1戦から2連勝。中継局WOWOWのインタビューに応じ、「いろいろあった1日だったと思うんですけど、ハプニングが。でも、その中でも落ち着いてプレーができて、最後まで集中して勝てたのは良かったなと思います」と振り返った。

 古江は1番で幸先良くホールを奪う。しかし、2番でハプニングに見舞われる。グリーン上でルイスのライン上に重なっていた為に動かしたマークを、元の位置に戻し忘れてプレー。このホールと続く3番はお互いにパーで、1アップで試合は進んだ。しかし4番のティーイングエリアで、古江が競技委員を呼んでマークを戻し忘れた可能性を自己申告。競技委員が確認作業を行う最中にプレーした4番でホールを取り、一時は2アップとした。

 競技委員は、マッチプレーではすでに終了した結果は覆せないという裁定を下したため、古江は5番をプレーせずにルイスの勝利とすることを決断。この時点で1アップとなり、その後、追いつかれて前半9ホールをタイで折り返す。それでも後半11番から3ホール連続で奪ってリードし、逃げ切った。「あのまま何もなしに進んでいたら、自分の中でも落ち着けなかった。そこは1ポイントあげる気持ちでやっていたのが、良かったかなと思います」と語った。

 昨年準優勝した今大会はツアー唯一のマッチプレー形式。総当たりの1次リーグで64選手が16組に分かれて戦い、各組の1位が決勝トーナメントに進む。2連勝で迎える1次リーグの最終戦に向けて、「ショット自体は悪くない。あとはこのコースが凄く難しいので、うまく落としどころをキャッチできたらいい。明日は明日でしっかりと集中して、1ポイント取れるように頑張りたい」と意気込んだ。

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