先代時津風親方の長男・木竜皇が幕下優勝 顔は宇良似?「僕に似ているね」と本人から“公認”も

[ 2023年5月26日 20:34 ]

大相撲夏場所13日目 ( 2023年5月26日    東京・両国国技館 )

訂正<夏場所13日目>幕下優勝した木竜皇(撮影・久冨木 修)
Photo By スポニチ

 幕下全勝対決は、元幕内・時津海(先代時津風親方)の長男・木竜皇(20=立浪部屋)が元幕内・大翔丸(31=追手風部屋)を破って7戦全勝で優勝を決めた。

 頭で当たり合ってから相手の引きに乗じて一気に前に出て押し出し。幕内経験者を相手に「格上なので胸を借りるつもりで思い切りいけました。まだ(各段)優勝したことなかったので、めちゃくちゃうれしいですね」と喜びを表した。

 先場所は自己最高位だった西幕下13枚目で2勝5敗と跳ね返されたが、西幕下26枚目から来場所は一気に5枚目以内に番付を上げることが確実に。「行ったことない(幕下)1桁の世界なので、思い切り行くだけですね」と意気込んだ。

 青森・三本木農業高を卒業して21年夏場所で初土俵を踏んでからちょうど2年。既に関取として活躍する同学年の熱海富士(20=伊勢ケ浜部屋)や1歳下の落合(19=宮城野部屋)の姿を見て「同じ世界で戦っている人間として悔しい」と刺激を受け「自分も十両に行きたい」と気持ちを強めた。

 顔つきがどことなく幕内・宇良(30=木瀬部屋)に似ているとよく言われるという。本人からも「僕に似ているね」と言われ“公認”を得た。「宇良関の低さは勉強になる」と相撲内容の面で学ぶところはたくさんあるようだ。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年5月26日のニュース