計6度のTMOで明暗…東京SG・田中澄憲監督「ラグビーが難しくなっている」

[ 2023年5月14日 19:46 ]

ラグビーリーグワン・プレーオフ準決勝   東京SG18―24東京ベイ ( 2023年5月14日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<東京ベイ・東京SG>決勝進出を逃した東京SG(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 準決勝の残り1試合が行われ、レギュラーシーズン3位の東京SG(旧サントリー)は同2位の東京ベイ(旧クボタ)に18―24で逆転負け。今季はレギュラーシーズンも含めて東京ベイに3戦全敗を喫した。

 ビデオ判定「テレビジョンマッチオフィシャル(TMO)」で明暗が分かれた。この日は計6度のTMOを実施。東京SGはWTB尾崎泰雅のトライもキャンセルとなり、ラストプレーではラインアウトモールからインゴールへ押し込んだが判定は「グラウンディングが確認できない」。ノートライとされ、ノーサイドを迎えた。

 SH流大はラストプレーの判定に悔しさをにじませつつ「残念だけどレフェリーの言うことが全て」と話した。TMOの度に試合が止まり、試合終了はキックオフから約2時間後。田中澄憲監督は「セミファイナルはレフェリーもプレッシャーがかかる。“TMOが多い”っていう意見があると思うけど、そういう制度がある以上、それをチーム側がどうこう言う必要はない。それくらいラグビーが難しくなっている」と受け止めた。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年5月14日のニュース