横綱・照ノ富士 昨年秋場所以来237日ぶり出場で白星発進!カド番・貴景勝も白星飾る

[ 2023年5月14日 17:52 ]

大相撲夏場所初日 ( 2023年5月14日    両国国技館 )

<夏場所初日>正代(左)をすくい投げで下した照ノ富士(撮影・久冨木 修)
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 大相撲夏場所が14日に初日を迎え、横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)が4場所ぶりに出場。昨年秋場所9日目以来、237日ぶりに本場所の土俵で小結・正代(31=時津風部屋)を下し白星発進。先場所優勝の関脇・霧馬山(27=陸奥部屋)、休場明けでカド番場所に臨む大関・貴景勝(26=常盤山部屋)も白星発進を飾った。

 両膝のケガなど欠場していた一人横綱・照ノ富士が4場所ぶりに復帰。初日は結びの一番で小結・正代をすくい投げで下し白星発進。帰ってきた横綱の雄姿に場内からは大きな拍手が贈られた。

 左膝負傷で先場所を途中休場し、今場所が6度目のカド番となる大関・貴景勝は平幕・阿炎と対戦。けがの影響があるのか“不安な立ち合い”となったが、土俵際で冷静に対応し、最後は押し出しで下し白星を手にした。

 2場所連続優勝&大関獲りに挑む関脇・霧馬山は土俵際での粘りを見せ、平幕・翠富士を肩透かしで下し白星発進。初場所が11勝、春場所が12勝。10勝すれば大関昇進への目安とされる3場所33勝に到達するため大きな1勝を手にした。

 また、平幕勢では9場所ぶりの幕内復帰を果たした元大関の朝乃山が千代翔馬を寄り切って白星発進。「緊張感はありました。十両と幕内はまず土俵入りから違いました。今日は初日でお客さんも多かったので、目の前で相撲を取れることがうれしい。白星よりもお客さんの前で相撲取れることがうれしい」と喜んだ。

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