青木瀬令奈 「完全なる直感」今季10本目のパターが奏功67 首位タイ浮上

[ 2023年5月14日 05:10 ]

女子ゴルフツアー RKB×三井松島レディース第2日 ( 2023年5月13日    福岡県 福岡CC和白C=6299ヤード、パー72 )

<RKB×三井松島レディス>18番、ホールアウトし笑顔で手を振る青木瀬令奈(撮影・中村 達也)
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 4打差6位から出た通算4勝の青木瀬令奈(30=リシャール・ミル)が6バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算8アンダーで岩井明愛(20=Honda)、申ジエ(35=韓国)と並ぶ首位に浮上した。今季10戦目で10種類目となったパターが奏功。3月のTポイント×ENEOSに続く今季2勝目を狙う。1打差の4位には地元・福岡出身の福田真未(30=安川電機)が続いた。

 直感は間違っていなかった。青木は今季10本目のパターで次々にチャンスをものにした。4番で18メートルのスネークラインを、13番では7メートルのフックラインを沈める。17番では下りの3メートルを決め、首位に並ぶ67をマークした。

 「毎週違うパターの中で久しぶりに去年のエースを導入した。タッチが良くてしっかりと狙っていけた。完全なる直感でした」と青木。今週使用するオデッセイの大型マレットは、昨季優勝時に使っていたもの。最終的には「直感」と明かすが、芝質や湿度、アドレス時の肘の角度などを考えた上での選択だった。これが奏功する。2日間の平均パット24・50はトップの数値だ。

 前週は仲のいい吉田優利が今季メジャー初戦を制した。難コンディション下での戦いぶりに、「優利の優勝が励みになった」という。3月の今季初勝利後には4戦連続の予選落ちも経験。それでも「全てを学びに変えてやろう」と球を打ち続けてきた。全ては目標である自身初の年間複数回Vに向けて。「優勝を目指して頑張りたい」と力強く宣言した。 

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