元「ブリリアン」のコージ・トクダが引退セレモニー「復帰して良かった。僕のアナザースカイは福岡です」

引退セレモニーでファンへ感謝を伝えるコージ・トクダ
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　3月に現役引退を表明していたアメリカンフットボールXリーグ「otonari福岡SUNS」のコージ・トクダ（35）が14日、福岡県春日市で引退セレモニーに臨んだ。パナソニック戦のハーフタイムに登場。「いいチーム、いいファンのみなさまに出会えたと自信を持って言えます」と集まった約2000人のファンに感謝した。

　コージは法大時代に「甲子園ボウル」の日本一に貢献。卒業後はお笑いコンビ「ブリリアン」を結成し、「ブルゾンちえみ　with　B」のメンバーとしてブレーク。20年にコンビは解散したが、タレント活動と並行して10年ぶりに競技に復帰し、東京と福岡を往復する生活を続けてきた。「本当に復帰して良かったと思います。復帰していなかったら、これからのアメリカンフットボールに対する思いが全然違っただろうなと思うので。入ったからこそ分かることもあったし、仲間が増えた。本当にあったかいメンバーしかいないんですよ」とチームメートへの思いがあふれた。「僕のアナザースカイ（第二の故郷）は福岡です」とテレビ番組の名前を引き合いに福岡への愛情もこぼれた。

　思い出に残った試合には最高峰のX1スーパー昇格を決めた昨年の電通キャタピラーズ戦を挙げ「SUNSは日本一を目指すチームで。X1スーパーに上がったのは凄い大きな一歩だった」と振り返った。　

　今後はタレント活動とともに、「ピンでネタをやってライブも出ます」と宣言。そしてアメリカンフットボールにの魅力をさらに広めていくつもりだ。「僕にできることは変わらず初めてアメリカンフットボールに触れる人を増やすことだと思っています。アメフト愛は芸能界では個人的には一番強いと思うので」と語った。