アメフト立命大 攻守に新戦力台頭して早大撃破! 秋への「収穫」白星

[ 2023年5月14日 17:23 ]

第73回「長浜ひょうたんボウル」   立命大21―19早大 ( 2023年5月14日    平和堂HATOスタジアム )

<立命大・早大>1年生ながらRBの定位置を狙う立命大・蓑部
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 8年ぶりの甲子園ボウル出場へ、立命大が手応えの1勝を手にした。オフェンスで光ったのが、RB蓑部雄望(1年)だった。エースRBの山嵜大央(3年)とローテーションで地上戦に奮闘。TDこそなかったものの、密集を抜け出すスピード、対人の強さを発揮し、ゲインを稼いだ。

 「大学はやっぱりプレースピードが違う。山嵜さんはすごい選手なので、自分もフィジカルを鍛えて、早く勝負できるようになりたい。秋? やっぱり試合に出たいですね」

 昨年のクリスマスボウルを制した佼成学園のエースランナー。入学して2カ月も経っていないにもかかわらず、春は全4試合でフィールドに立っている。チームの期待は大きい。

 ディフェンスに目を向けると、背番号「50」の動きが光っていた。DL島岡信介(3年)が驚異の3QBサック。1メートル69とラインでは圧倒的に小柄な部類に入る男が、圧倒的な存在感を示した。「自分は体格ではかなわないので、OLが向かってきた時にかわすのではなく、自分が押し込んだり、スピードでラッシュをかけたりするように心がけている」。柔よく剛を制するラインマン。定位置獲得の道筋は、はっきりと見えている。

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