主将の坂本花織「背中押してもらっている」頼れる先輩に感謝 日本は現在3位

[ 2023年4月14日 21:59 ]

フィギュアスケート世界国別対抗戦第2日 ( 2023年4月14日    東京体育館 )

<フィギュア国別対抗戦第2日>会見で笑顔の(左から)車俊煥、ジェイソン・ブラウン、坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 第2日が終わり、上位3チームの主将による会見が行われた。現在3位の日本の坂本花織(シスメックス)は「自分の演技に集中していたが、SNSでペア、ダンスの結果を知ってみんな頑張っているなと思った。試合をやっていて、声をかけてくれたのが力にもなった。こういう雰囲気は国別ならでは」と話した。

 日本チームの中では年齢的に「上にも下にもいる中間の存在」とし「上の選手にどう声をかけるか気を使う」とも語る。それでも大会前には村元哉中から「困ったことがあれば何でも手伝うからね」と連絡をもらい、木原龍一からは「(グッズ購入で)割り勘するから頼ってね」と言われたエピソードも笑って明かす。主将という重責も「頼りがいある先輩を見て、背中押してもらっている」と語った。

 1位米国のジェーソン・ブラウンは「今日は本当に楽しい一日でした。ひたすら応援させてもらいました。ペアから始まりアイスダンス、女子と素晴らしい形でシーズンを締めくくってくれた。坂本選手もお疲れ様です」と言い、2位韓国の車俊煥も「応援するのも凄い楽しい経験でした。チームコリア、本当に素晴らしかった。点数やスケーティングそのものより、喜びを持って滑り、ファイティングスピリットが伝わってきた。楽しく、誇りに思っている1日だった」と振り返った。

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