かなだい 覇権奪回へ先陣切って充実のRD4位!ツイルズ最高のレベル4、初日を終えて日本3位

[ 2023年4月14日 04:35 ]

フィギュアスケート世界国別対抗戦第1日 ( 2023年4月13日    東京体育館 )

<フィギュア国別対抗戦第1日>アイスダンスRD、演技を終え笑顔の村元哉中、高橋大輔組(撮影・小海途 良幹)
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 アイスダンスのリズムダンス(RD)で“かなだい”こと村元哉中(30)、高橋大輔(37)組(関大KFSC)が78・38点をマークし、日本勢のRD過去最高位タイの4位だった。3大会ぶり3度目の優勝を目指す日本の先陣で自己ベスト79・56点に迫る納得の演技を披露した。女子で世界選手権2連覇の坂本花織(23=シスメックス)は転倒が響き72・69点で2位。男子は友野一希(24=上野芝ク)の7位が最上位だった。初日の3種目を終え、日本は3位につけた。

 アイスダンスの真骨頂だった。村元、高橋組のラテン曲が響くと同時に会場は大盛り上がり。同じ動きでターンを繰り返すツイズルでは最高のレベル4を獲得した。2人だけでなく会場全体がシンクロし、演技後は納得の笑顔。高橋は「とりあえず“フォー!”と叫んでおきました」と振り返った。

 先月の世界選手権は日本勢最高タイの11位だったが、RDではツイズルにずれが生じるなど課題が残った。今季ラストの今大会では各要素のテクニックでなく、曲に乗って観客を引き込むパフォーマンスを意識できるほど世界観に入り込めた。高橋も「やっとシーズン最後にリズムダンスを奇麗に締めくくれた」と話した。
 世界国別対抗戦では日本勢RD最高タイの4位(オリジナルダンス、ショートダンス含む)。日本勢の先陣を切り「良い流れをつくれた」と村元。「オペラ座の怪人」を演じるフリーダンスでも、チームの覇権奪回へ貢献する。

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