“レジェンド”倉本昌弘10年ぶり予選通過 67歳217日で年長記録歴代2位

[ 2023年4月14日 21:24 ]

男子ゴルフツアー関西オープン第2日 ( 2023年4月14日    大阪府 泉ケ丘CC=7051ヤード、パー71 )

67歳での予選通過を果たした倉本昌弘は笑顔で18番グリーンに上る(撮影・井垣 忠夫)
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 ツアー通算30勝の“レジェンド”倉本昌弘(67=フリー)が2バーディー、ボギーなしの69で回り、通算2アンダーの39位で13年のカシオ・ワールドオープン以来10年ぶりに予選通過を決めた。67歳217日でのツアートーナメント予選通過は、06年つるやオープンで杉原輝雄が記録した68歳311日に次ぐ、年長予選通過記録の歴代2位となり、13年つるやオープンで尾崎将司が記録した66歳92日を上回った。

 14番では1・5メートルを沈めてバーディー。17番パー4では残り171ヤードの2打目を7Iで2メートルに寄せてバーディーを奪った。距離の長いタフなホールも多数あり、「コースは向いていないことは間違いない」と口にするも、その中で堂々の予選通過。随所にベテランの技を見せつけた。

 ツアー通算30勝で永久シードを保持するベテランは、「今年のシーズンの始まりでは今年を(レギュラーツアー出場)最後にしようと思っていました」と告白。「1つの席があるからやり続けるっていうのは僕の信念とは違う」と世代交代を見据えていた。
 

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2023年4月14日のニュース