ペア“りくりゅう”自己ベスト肉薄80・47点で2位「しっかりノーミスで安心感」日本は暫定2位浮上

[ 2023年4月14日 17:18 ]

フィギュアスケート世界国別対抗戦第2日 ( 2023年4月14日    東京体育館 )

<フィギュア国別対抗戦第2日>ペアSP、演技を終え笑顔の三浦璃来・木原龍一組(撮影・小海途 良幹)
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 ペアSPが行われ、暫定3位の日本チームの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は自己ベスト(80・72点)に肉薄する80・47点で2位だった。11点を加算した日本は韓国を抜き暫定2位に浮上した。木原は「世界選手権が終えて難しい期間が続いていた。しっかりノーミスできた安心感がある」と率直に話し、三浦も「こういう結果を残せてうれしい」と語った。

 三浦の負傷から始まった今季の歩む道のりを重ねた「You’ll Never Walk Alone」を笑顔で演じ、3回転トーループをピタリとそろえ、スロー3回転ルッツも決めた。最高のレベル4でそろえた終盤のスピン、ステップ、デススパイラルをこなすたびに笑顔が漏れた。

 三浦は「ケガする前につくって、龍一君が一人で滑っているのをずっと見ていた。そこにいれない悔しさがあるプログラム。そこから2人で滑り初めて、一緒に滑れるんだといううれしい気持ちが含まれたSP」と振り返った。

 15日のフリーが今季の締めくくりとなる。木原は「最後まで滑りきりたい」と言い、三浦も「最後の試合なのでケガせず、ただそれだけ。笑って終わりたい」と切り替えた。

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