ルーキー宇喜多飛翔が首位発進　プロ転向後ツアー初出場Vへ「いいゴルフができた」

男子ゴルフツアー　関西オープン第1日 （ 2023年4月13日    大阪府　泉ケ丘CC＝7051ヤード、パー71 ）

＜関西OP第1日＞9番、バーディーパットを決めギャラリーの声援に応える宇喜多飛翔（撮影・井垣　忠夫）
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　ルーキーの宇喜多飛翔（21＝大阪学院大）がプロ転向後ツアー初出場で7アンダー、64をマークして、永野竜太郎（34＝フリー）と並んで首位発進した。

　インスタートの10、11番で幸先よく連続バーディー。前半は6つ伸ばして折り返した。後半は4番で1打目をOBとするなど我慢の展開が続くも、9番パー5で狙い通りバーディーを奪取。首位タイで初日を終え、「いいゴルフができた」とうなずいた。

　22年12月にプロ転向。同年のファイナルQTでは、首位と1打差の3位で最終日を迎えるも、77を叩きQTランク35位となった。今季は出場できる試合が限られているものの、「ゴルフの厳しさを教えてくれた。落ち込むことなく、いい方にとらえて」と話す。

　日本人選手でプロ転向後の最短試合初優勝は、13年つるやオープンで松山英樹のプロ転向後2試合目。もし、ツアー初出場で達成すれば記録更新となる。21歳ルーキーは「できることだけやって、成績がついてくればいいなという気持ちで」と意気込んだ。