東に続いて西も10位が9位に勝利 サンダーが敵地でペリカンズを撃破 

[ 2023年4月13日 13:51 ]

インサイドからギディーにパスを繰り出すサンダーのギルジャスアレクザンダー(AP)
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 西地区全体10位のサンダーが12日、敵地元ニューオーリンズ(ルイジアナ州)でプレーイン・トーナメント(PIT)の初戦に臨み、9位のペリカンズに123―118(前半57―63)で競り勝ってプレーオフ進出に望みをつないだ。

 先発平均年齢が21・6歳のサンダーでは、その中の最年長で今季リーグ4位の31・4得点を挙げていたシェイ・ギルジャスアレクザンダー(24)が後半の25得点を含む32得点をマーク。2シーズン目のジョシュ・ギディー(20)も31得点と9リバウンド、10アシスト、ルーゲンツ・ドート(23)も27得点を稼いで接戦をものにした。

 ペリカンズは今季このカードで3勝1敗だったが、大事な試合で苦杯。ブランドン・イングラム(25)が30得点、ヨナス・バランチューナス(30)が16得点と18リバウンドを記録したが、大詰めでの攻防で競り負けた。

 現行方式のPITでは過去2年、10位チームは4戦全敗だったが、今季は東地区10位のブルズと西地区10位のサンダーがともに勝利。あと1勝でプレーオフ出場権を獲得できるところまで迫ってきている。

 サンダーは14日に敵地ミネアポリス(ミネソタ州)で前日に7位のレイカーズに敗れている8位のティンバーウルブスと対戦。この試合に勝てば、第8シードとして3シーズンぶりのポストシーズンを迎えることになる。

 ◎現行方式によるPITの結果
 <2021年>
 ▼東地区
(7)セルティクス118―100(8)ウィザーズ
 *セルティクスが第7シード
(9)ペイサーズ144―117(10)ホーネッツ
(8)ウィザーズ142―115(9)ペイサーズ
 *ウィザーズが第8シード
 ▼西地区
(7)レイカーズ103―100(8)ウォリアーズ
 *レイカーズが第7シード
(9)グリズリーズ100―96(10)スパーズ
(9)グリズリーズ117―(8)ウォリアーズ
 *グリズリーズが第8シード
 <2022年>
 ▼東地区
(7)ネッツ115―108(8)キャバリアーズ
 *ネッツが第7シード
(9)ホークス132―103(10)ホーネッツ
(9)ホークス107―101(8)キャバリアーズ(8)
 *ホークスが第8シード
 ▼西地区
(7)ティンバーウルブス109―104(8)クリッパーズ
 *ティンバーウルブスが第7シード
(9)ペリカンズ113―103(10)スパーズ
(9)ペリカンズ105―101(8)クリッパーズ
 *ペリカンズが第8シード
 <2023年>
 ▼東地区
(8)ホークス116―105(7)ヒート
 *ホークスが第7シード
(10)ブルズ109―105(9)ラプターズ
(7)ヒート―(10)ブルズ(14日)
 ▼西地区
(7)レイカーズ108―102(8)ティンバーウルブス
 *レイカーズが第7シード
(10)サンダー123―118(9)ペリカンズ
(8)ティンバーウルブス(8)―(10)サンダー(14日)

 <プレーオフのカード>
 ▼東地区
(1)バックス―PITの勝ち上がりチーム
(2)セルティクス―(8)ホークス)
(3)76ers―(6)ネッツ
(4)キャバリアーズ―(5)ニックス
 ▼西地区
(1)ナゲッツ―PITの勝ち上がりチーム
(2)グリズリーズ―(7)レイカーズ
(3)キングス―(6)ウォリアーズ
(4)サンズ―(5)クリッパーズ
 *カッコ内の数字は地区内シード順

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2023年4月13日のニュース