アメフト関学大-日大戦が「危険タックル」以来、5年ぶり春激突 テールゲートパーティが友好の証

[ 2023年4月13日 15:11 ]

「伝統」の関学大ー日大戦が帰ってくる(写真は2020年の甲子園ボウルで対戦した両雄)
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 学生アメリカンフットボールの交流戦、関学大-日大戦が22日、神戸市の王子スタジアムで開催される(13時30分KO)。両雄の激突は、2020年の甲子園ボウル以来。春に限れば、日大選手の危険タックルで物議をかもした2018年以来、5年ぶりとなる。

 甲子園ボウル優勝回数で1位の関学大(33回)と2位日大(21回)の対戦は、「青と赤の名勝負」と呼ばれ、日本アメフト界をリードしてきた。5年前の「事件」で定期戦は中断されていたものの、満を持して復活。フィールドで顔を合わせる。

 友好関係の修復を示すように、今回の試合前後(10時30分から試合終了後60分まで)に両校の選手、OBが参加するテールゲートパーティがスタジアム内で開かれる。テールゲートとは車の後部の意味。アメリカではゲームの前後に駐車場に停めた自家用車を利用して、バーベキューやお酒、音楽を楽しむ文化がある。今回はアメフトの魅力を伝えるため、関係者が尽力し、イベントが企画された。

 さらに本紙コラム「頼むでホンマ」でおなじみの鳥内秀晃関学大元監督とヒロ寺平氏のトークショーや、フラッグフットボール教室など、てんこ盛りの内容。先着300名の小中高大生には特製のバーベキュー料理も提供される。本物のアメフト文化に触れるため、土曜日のスタジアムへ足を運ぼう。

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2023年4月13日のニュース