大会連覇が懸かる植竹希望「きっかけをつかめる試合に」14日開幕KKT杯バンテリンL

＜KKT杯バンテリンレディスプロアマ＞プロアマ大会でショットする植竹（撮影・岡田　丈靖）
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　女子ゴルフのKKT杯バンテリン・レディースは14日から3日間、熊本県の熊本空港CC（6523ヤード、パー72）で開催される。昨年覇者の植竹希望（24＝サーフビバレッジ）が公式会見に臨み、「いい感触をつかみつつある状態。いいきっかけをつかめるような試合ができたらいい」と抱負を口にした。

　今年2月から西川哲プロに師事。「スイングをシンプルに考えられるようになった」と明かす。これまでフェースローテーションが多かったスイングを、体の主に下半身を使って打つスイングに改造中。明治安田生命レディースでの34位が現在の今季の最高成績だが、「アプローチでもフェースローテーションが多いことで、ミスが多かったりしていた。そういう所も慣れてきたら、どんどん良くなると思う」と明るい表情で言った。

　昨年は、史上最長の2時間に及ぶプレーオフを6ホール目で制してツアー初優勝をつかんだ。1年ぶりの2勝目への期待も懸かるが、24歳は「自分的にはもちろん優勝したいけれど、今は課題があるので。まずは一打一打に集中して、しっかりとやっていきたい」と冷静に足元を見つめた。