霧馬山が若元春、阿炎と9番の申し合い 15日の藤沢場所から春巡業参加明言「早く戻していかないと」

[ 2023年4月13日 12:09 ]

荒汐部屋で阿炎(右)と申し合い稽古を行う霧馬山(撮影・前川 晋作)
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 大相撲春場所で初優勝を果たした関脇・霧馬山(26=陸奥部屋)が13日、東京都中央区の荒汐部屋で出稽古を行った。小結・若元春(29=荒汐部屋)と出稽古に訪れた幕内・阿炎(28=錣山部屋)と3人で内容の濃い申し合いを繰り広げ、若元春には0勝3敗、阿炎には4勝2敗だった。

 実戦稽古を再開したのは2日前で「まだちょっと体ができていない」と本調子ではない様子。春場所中に右ふくらはぎにバイ菌が入って化膿し、その影響で今月2日から始まった春巡業を休場していた。「休みが多くて稽古できなかった。みんなも巡業で稽古やっているから、これから早く戻していかないと」と少し焦りを感じさせた。

 15日に神奈川県藤沢市で再開する巡業からは参加する予定。「出ます。(稽古も)けっこうやると思います」と明言した。夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)はいよいよ大関獲りに挑む。初優勝を果たした春場所と同様に「あまり考えないで」と意識はしないが「(大関の地位が)近づいてきたので、頑張るしかない」と勝負の場所を見据えた。

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2023年4月13日のニュース