競泳日本代表が異例のリーダー制 入江主将「代表は人間育成の場」リーダーに池江、大橋、本多、カツオら

[ 2023年4月13日 19:41 ]

入江
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 水泳の世界選手権(7月14日開幕、福岡)に出場する競泳日本代表が13日、合宿中の都内で練習を公開した。メンバーは男女各20人の大所帯で、16~33歳と年齢も幅広い。チームを一つにするため、主将に任命された入江陵介(33=イトマン東進)の提案で、各グループにリーダーを置く異例の体制を敷く。

 リーダーは男子全体が松元克央(26=ミツウロコ)、女子全体が大橋悠依(27=イトマン東進)、22歳以下男子が本多灯(21=イトマン東京)、22歳以下女子が難波実夢(20=JSS)、男子400メートルリレーが中村克(29=イトマン東進)、男子800メートルリレーが松元、女子400メートルリレーが池江璃花子(22=横浜ゴム)、女子800メートルリレーが五十嵐千尋(27=T&G)となった。

 8大会連続出場となる入江は「日本代表は結果を求めるだけではなくて、人間育成の場でもある。いろんな選手にいろんな役割を担ってほしいというのが1番。僕だけがやってしまうと皆、何も考えなくなってしまう。役職が人を育てることもあると思う。何かしらの役割を与えることによって意識が変わったりとか、プラスアルファの気持ちが出ると思う」と強調した。

 チームの目標はメダル5個以上。15日終了予定の今合宿を終えると、全選手が集まる機会は本番直前までないだけに、今後はオンラインも駆使してグループごとのミーティングなどを行う方針だ。

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2023年4月13日のニュース