埼玉・竹山晃暉「感謝の気持ちで」進化表現する　静岡戦で7試合ぶり登録メンバー復帰

全体練習で軽快な動きを披露した竹山
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　ラグビーリーグワンで首位の埼玉（旧パナソニック）は13日、15日の静岡（旧ヤマハ発動機）戦（熊谷ラグビー場）の登録メンバー23人を発表し、WTB竹山晃暉（26）が7試合ぶりに名を連ねた。

　2月の花園戦で右脚内側じん帯を損傷。リハビリ期間は「ステップを踏めるか、キックを蹴ることができるか、不安だった」。その間に23歳の長田智希が本職CTBからWTBで出場し、存在感をアピール。後輩の台頭に「自分にもプレッシャーがかかった」と刺激をもらった。

　この日は熊谷市内のチーム施設で実戦形式に臨み、ショートパントを駆使した軽快な動きを披露。リハビリ中に足裏を強化し「力強いラン、力強いステップ、素早い動作ができるようになった」と手応えをつかみ、シン・タケヤマに進化した。復帰までの道のりを支えてくれたメディカルチームへ「感謝の気持ちでプレーしたい」と胸に刻んでいる。

　チームはすでにプレーオフ（PO）進出を決めており、レギュラーシーズンは残り2戦。昨季トライランキング3位の頼れる男が「（PO）決勝入れてマックス4試合。成長するマインドを持って、チームの勝利に貢献する」と連覇のキーマンになる。