大橋悠依 全レース終えて目に涙「よいところがなかった」競泳日本選手権

[ 2023年4月6日 11:15 ]

競泳日本選手権第3日 ( 2023年4月6日    東京アクアティクスセンター )

<第99回日本選手権水泳競技大会 3日目>女子200メートル自由形予選で、レースを終えた大橋(撮影・河野 光希)
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 世界選手権(7月、福岡)の日本代表選考会を兼ねて行われ、女子200メートル自由形予選で大橋悠依(27=イトマン東進)は2分2秒61の全体20位で敗退した。

 今大会は3種目に出場。東京五輪で金メダルを獲得した200メートル個人メドレーは2位で代表権を獲得したが、成田実生(16=金町SC)に女王の座を明け渡した。200メートル背泳ぎは予選全体21位で敗退。幼少時代からあった踵(かかと)のしこりを取る治療を行い、年明けに十分な練習を積めなかったことも響いた。

 全レースを終え「良かったのはIM(個人メドレー)の予選と決勝の100メートルまで。ほかは良いところがなかった。治療をした時は代表落ちもやむなしと思っていたが、最低限代表権はとれた」と目に涙を浮かべて振り返った。

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