松山英樹 再びグリーンジャケット着る!侍ジャパンに続き王座奪回へ 首痛不安なし「大丈夫」

[ 2023年4月6日 04:45 ]

練習ラウンドで調整する松山英樹(AP)
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 男子ゴルフの今季メジャー初戦、マスターズは6日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで開幕する。21年大会覇者の松山英樹(31=LEXUS)は4日、東北福祉大の後輩で初出場の比嘉一貴(27=フリー)と前半9ホールを練習ラウンド。首痛の影響を一蹴し、2年ぶり2度目の頂点へ、決意を新たにした。予選ラウンドの組み合わせも発表された。

 松山は最終9番でピン横約5メートルのパットを沈めると力強く右拳を握った。比嘉との練習ラウンドもマッチプレー形式で真剣モード。このパットを決め、土壇場で追いついた。2週前まで苦しんだ首痛への不安は「大丈夫」ときっぱり言った。

 「ここに元気良く来られたんでそういう意味では良かったと思う」
 10年連続12度目の出場。想定されるピン位置などを比嘉に伝えながら、勝負も交えて本番をシミュレートした。バーディーが欲しい2番パー5ではグリーン手前のバンカーに一緒に入り、入念にチェック。練習でのマッチプレーは先週も実施し、勝った松山の元に比嘉がスターバックスの飲み物を届けたという。比嘉は「松山さんが僕のハウスに届けに来るのかな」と期待したが、21年覇者は甘くなかった。

 予選は22年全英覇者のキャメロン・スミスらと同組。4日の夜には歴代覇者が集う「チャンピオンズディナー」にも参加した。昨年の表彰式では前年覇者として優勝したスコッティ・シェフラーにグリーンジャケットを贈呈。再び栄光のジャケットを?と問われると「それを目指さないで来てるわけではない」と応じた松山。2年ぶり2度目Vへ、力強かった。

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