大関獲りへ気合!豊昇龍が霧馬山初優勝に対抗心「悔しい気持ち。ここでやらないといけない」

[ 2023年4月6日 04:40 ]

朝乃山を喉輪で攻める豊昇龍                               
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 大相撲の春巡業が5日、愛知県稲沢市で行われ、関脇・豊昇龍(23=立浪部屋)が大関獲りへの熱い思いを口にした。申し合いでは平幕・高安らと11番取って7勝4敗。この日も十両・朝乃山を何度も指名し「前に出る力もあるし、四つに組んでも強い。一番の相手と思っている」とライバル心をむき出しにした。春場所は仲のいい関脇・霧馬山が初優勝。「自分の中でも悔しい気持ちがある。ここでやらないといけない」と刺激を受けている。次期大関争いが白熱する夏場所へ「負けたくないですから。巡業で一番多く稽古して夏場所につなげたい」と気合が入っていた。

 ≪若元春が悲願三賞受賞へ精進誓う≫小結・若元春も取材に応じ、念願の三賞受賞へ、さらなる精進を誓った。左四つの型に磨きをかけ新小結の初場所は9勝、春場所も11勝したが、いずれも三賞受賞は逃した。「自分が足りなかっただけ。もらえるよう頑張りたい」と改めて受賞に意欲を示し「技能を評価されることはありがたい」と一番欲しい賞に技能賞を挙げた。夏場所の成績次第では大関昇進も現実味を帯びてくる。「まずは2桁を目標に」と三役としての責務を果たす構えだ。

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2023年4月6日のニュース