前回大会覇者・上田桃子　コースセッティングは同期の諸見里しのぶ「罠もあるだろうし…」

＜富士フイルム・スタジオアリス　プロアマ＞　小林会長のミスショットに笑顔を見せる上田桃子（撮影・井垣　忠夫）
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　女子ゴルフの富士フイルム・スタジオアリス女子オープンは、7日、兵庫県の花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコースで開催される。前回大会優勝者の上田桃子（36＝ZOZO）が6日、プロアマ戦後、取材に応じた。

　前回大会は埼玉県・石坂ゴルフ倶楽部で開催。今年、連覇がかかるが「ディフェンディングって感じはない。でも恥ずかしくないゴルフはしたい」と落ち着いた表情で話した。先週のヤマハ・レディース葛城は休養のため欠場。アプローチ、パターをメインに調整してきた。

　今大会は19年限りで第一線を退いている、諸見里しのぶがコースセッティングを担当。2人は同期であり、良きライバルとして常に第一線で活躍してきた。

　上田は「しのぶはいつもピンポジを担当する時に“ご飯行こうよ”とか会場で言っても、“そんな余裕ない”っていうくらい頭を悩ませている」と明かす。だからこそ、同期が熟考しながら作り出すコースセッティングを攻略したい思いは強く、「罠もあるだろうし、攻めないといけないところもある。しっかりその辺を考えてプレーできれば」と前を見据えた。