東京五輪6位の板橋・荒井組が世界選手権代表入り確実「3度目の正直。メダルを獲りたい」

[ 2023年4月6日 15:30 ]

水泳飛び込み翼ジャパンカップ第3日 ( 2023年4月6日    東京アクアティクスセンター )

<2023年度翼ジャパンダイビングカップ>MIX 10mシンクロナイズド 決勝。優勝を果たした伊藤(左)板橋組(撮影・河野 光希)
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 国際大会派遣選考会を兼ねて行われ、女子高飛び込みで荒井祭里(JSS宝塚)が合計331・70点で優勝した。また女子シンクロ高飛び込みでは1組だけ出場した板橋美波(JSS宝塚)・荒井組が288・78点をマーク。荒井は個人、シンクロともに参考得点を上回り、7月の世界選手権(福岡)代表入りが確実となった。

 昨年12月に右すねを疲労骨折し、短期間の調整で今大会に臨んだ荒井は「ケガをして(シンクロは練習で)合わせられず、ちょっと不安だったが飛ぶことができて良かった」と安堵(あんど)の表情。個人種目でも世界選手権代表が確実となり、本番では「(世界を)ぎゃふんと言わせたい」と宣言した。

 前日に混合シンクロでも世界代表入りを確実にしている板橋は、「(疲労で)両腕の調子が良くなくて、入水でしぶきを上げてしまったのは残念」と反省。それでも東京五輪で6位、昨年の世界選手権では4位と着実に成績を上げており、「3度目の正直ではないが、確実にメダルを獲りたい」と意気込んだ。

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2023年4月6日のニュース