【箱根駅伝】3年ぶり観衆100万人超えか 今大会は観戦自粛求めず、大手町には多くのファン

[ 2023年1月2日 06:50 ]

第99回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2023年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町5区間107・5キロ )

<第99回箱根駅伝・往路>1区、スタート付近に集まる観客(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

新春の風物詩、箱根駅伝は2日午前8時、往路の号砲が鳴る。

 新型コロナウイルスの脅威が完全に収束していない中、主催の関東学生陸上競技連盟は今大会、沿道での応援の自粛は求めず。「沿道で観戦、応援する際は、マスクを着用し、周囲との距離を確保してください。声を出しての応援はお控えください」としている。

 20年大会までは、往路と復路合わせて毎年100万人を超えるファンが沿道で声援を送った。コロナ禍となった21年大会は「応援したいから、応援にいかない」のキャッチコピーを掲げて沿道での応援の自粛を求め、約18万人と激減。ただ、ゴール付近や主要区間などでは密集して観戦するファンの姿が見られ、大会本部に電話で苦情が寄せられるなど批判が相次いだ。

 21年大会同様、沿道での応援自粛を求めた22年大会は約60万人と21年から3倍超に。自粛を求めていない23年、沿道の観衆3年ぶりに100万人を突破するのは確実とみられる。大手町にはスタート前から多くのファンが姿を見せた。

<最近の沿道観戦者数(大会本部調べ)>
17年 118万人
18年 120万人
19年 124万人
20年 121万人
21年 18万人
22年 60万人

続きを表示

2023年1月2日のニュース