箱根駅伝 往路&復路コース紹介 標高差約800メートル駆け上がり“4代目・山の神”目指す5区

[ 2023年1月2日 06:55 ]

2022年の箱根駅伝、優勝のゴールテープを切った青学大10区・中倉(手前)を出迎える原監督(右)と選手たち(撮影・尾崎 有希)
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 第99回箱根駅伝は2日午前8時に東京・大手町をスタートする。往路5区間107・5キロ、復路5区間109・6キロのコースを紹介。

 【1区】レースの流れをつくる重要な区間。出遅れが致命傷になりかねない。区間賞狙いのラストスパートにも注目。

 【2区】各校エースが名を連ねる「花の2区」。最長区間で13キロ付近の権太坂以降のアップダウンがスタミナを奪う。

 【3区】平たんだが、海風の影響が大きい。つなぎ区間とも言われたが、近年ではエース級を置いて引き離しを狙う。

 【4区】平地区間では最も短いが、勝負の5区を見据え、気が抜けない準エース区間。ラスト3キロは緩やかな上り。

 【5区】標高差約800メートルを駆け上がる特殊区間。登坂力に特化した選手たちが“4代目・山の神”を目指す。

 【6区】「山下り」。ペース配分、スタミナ、体温調節など総合力が試される。残り3キロでのペースアップにも注目。

 【7区】箱根山から吹き下ろす冷気の下でスタートし、時間とともに気温が上がる。気温差が失速の要因にもなる。

 【8区】優勝争いやシード圏争いが過熱してくる区間。前半の海風対策、遊行寺の坂など後半の上り坂がポイント。

 【9区】2区と同じくエース級が集結。平たんなレイアウトだが、距離が長く単独走になりやすい。ペース配分が重要。

 【10区】優勝やシード争いのプレッシャーがランナーへ与える影響は大きい。4年生の安定した走りが大事になる。

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2023年1月2日のニュース