バスケ男子代表 渡辺がアジア杯に続き軸 八村も合流で強力二枚看板に期待

[ 2023年1月2日 05:41 ]

渡辺雄太
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 バスケットボール男子W杯は8月25日~9月10日に日本(沖縄)、フィリピン(マニラ)、インドネシア(ジャカルタ)の3カ国共催で開催される。

 日本代表はNBAでプレーする八村塁(24=ウィザーズ)、渡辺雄太(28=ネッツ)の二枚看板が軸となる。八村は所属チームのプレーに専念するため、昨年は代表活動の参加を見送ったが、渡辺は7月のアジア杯に出場。捻挫で欠場した準々決勝のオーストラリア戦を除く4試合に先発し、1試合平均15.3得点、8.3リバウンドを記録。大黒柱として8強入りの立役者となった。

 ポイントガードは21年東京五輪でも司令塔を務めた富樫勇樹(29=千葉J)が1番手だ。河村は激しい守備とトリッキーなパスで流れを変える役割を担い、試合を重ねるごとに得点力もアップ。1枠となる国籍取得選手は東京五輪後は主にルーク・エヴァンス(31=FE名古屋)がプレーする。

 アジア杯全5試合に出場して3点シュート成功率41.3%(46本中19本成功)を記録した富永啓生(21=米ネブラスカ大)も外からのシュートを重視するチームのスタイルに欠かせない。同じシューターの須田侑太郎(30=名古屋D)も得点源として期待される。東京五輪組では張本天傑(30=名古屋D)らも健在。若手とベテランの歯車がかみ合えば、パリ五輪出場権を得るアジア最上位も見えてくる。

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2023年1月2日のニュース