【大学ラグビー】京産大、早大にリベンジならず1点差惜敗 ポルテレ&ラウシー&フナキがトライも…

[ 2023年1月2日 14:04 ]

第59回ラグビー大学選手権準決勝 ( 2023年1月2日    国立競技場 )

<京産大・早大>前半、京産大・ポルテレが強引にラインを突破、トライを決める(撮影・篠原岳夫)
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 準決勝が行われ、関西王者の京産大は33―34で早大に敗れ、初の決勝進出を逃した。今回で8度目の準決勝だったが、壁は厚かった。

 3―3の前半20分、スクラムからボールを受けたWTBシオネ・ポルテレ(1年=目黒学院)が突進。相手2人をなぎ倒し、そのままインゴールに飛び込んでトライを奪った。その後は2トライを献上し、前半は13―17で折り返す。

 後半が始まってすぐの2分には、敵陣深くでボールを受けたロックのアサエリ・ラウシー(4年=日本航空石川)が守備網を突破してトライを挙げ、ゴールも決まって23―17とする。だが、26―24で迎えた後半27分にトライを許し、PGも決められて26―34。ロックのソロモネ・フナキ(2年=目黒学院)のトライなどで1点差に迫ったが、逆転はならずノーサイドを迎えた。

 昨年度を含め、過去に大学選手権で4強に8度勝ち上がりながら、一度も決勝には進んでいない京産大。早大には通算2勝9敗と分が悪く、最後に勝ったのは97年度大会までさかのぼる。それでも、8月の練習試合で敗れたリベンジも含めて、歴史を塗り替えようとチームの機運は高まっていた。

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2023年1月2日のニュース