阿炎、初Vの余韻なし「次の場所に切り替えている」　東前頭3枚目に番付上げるも「一番集中だけ」

部屋の看板の前でポーズを決める阿炎（日本相撲協会提供）
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　九州場所で三つ巴の決定戦を制して初優勝を果たした阿炎は、東前頭3枚目に番付を上げた。「もう自分の中では次の場所に切り替えている」と優勝の喜びに浸ることなく初場所を見据えている。

　今後は返り三役、そして大関へと期待がかかるが、「“一番集中”だけなので番付は気にしない」と気持ちはぶれない。来年へ向け「師匠（錣山親方＝元関脇・寺尾）を番付だけではなく人としても超えていきたい」と、さらなる心身の成長を誓った。