【高校ラグビー】尾道 高校日本代表候補・桧山を中心に初戦突破 目標は全国制覇だ

[ 2022年12月27日 16:05 ]

全国高校ラグビー大会1回戦   尾道59―7朝明 ( 2022年12月27日    花園ラグビー場 )

<朝明・尾道>前半、尾道・桧山はトライを決める(撮影・大森 寛明)
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 16大会連続17回目の出場の尾道(広島)が、高校日本代表候補のプロップ桧山蒼介(3年)の先制トライなどで、前半から試合を優位に進め、9トライを奪い、59―7で初戦を突破した。

 桧山は前半2分、22メートルライン付近右中間のラックからの左展開にライン参加。FB寺田結(3年)からのパスを受けると、そのまま飛び込んだ。1年から出場する聖地・花園で3年連続トライに成功した。

 1メートル76、102キロでFWの推進力の中心になる桧山は、50メートル走でも6・5秒と走れるプロップ。そのパワーとスピードで前半で5トライとチームに弾みをつけてみせた。

 「目標は全国優勝。そのために練習をしてきた」と桧山。チームはコロナの影響で夏合宿を断念したが、その分も日ごろの練習の内容、精度を高め、常に頂点を意識。大会直前の練習試合では大会Aシードの報徳学園を21―15で下すなど、自信を持って臨んだ舞台だ。2回戦の相手は強豪・常翔学園(大阪第一)。堅いディフェンスで突破口を開く決意だ。

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2022年12月27日のニュース