ペア“りくりゅう”荷物届いた、笑顔戻った「演技披露できて良かった」メダリストオンアイス

[ 2022年12月26日 16:54 ]

<メダリストオンアイス>三浦璃来&木原龍一(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケート全日本選手権のエキシビション「メダリスト・オン・アイス」が26日、大阪・東和薬品ラクタブドームで行われた。

 来年3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)ペア代表の“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は青を基調としたアップテンポな「I Lived」を披露。3回転のツイストリフトやリフト、デススパイラルで会場を沸かせた。

 航空機の大幅遅延、ロストバゲージとアクシデントが重なり全日本は欠場となったが、スケート靴と衣装も無事に届いて演技できた。木原は「3年ぶりの全日本をもの凄く楽しみにしていたが、出場できず本当に悲しかった。こうして皆さんの前で演技を披露することができて本当によかった。(荷物は)ここにあります」と笑った。

 ケガから復帰し、GPファイナルも制したシーズン前半戦だった。四大陸選手権、世界選手権が控える後半に向けて木原は「レベルや表現力の向上をしていきたい」と話し、三浦も「2、3カ月練習できなくても短期間で仕上げられて自信になった。後半戦に向けて自分たちの良さをもっともっと磨きたい」と強調。世界舞台に向けて木原は「とにかく満足のいく、悔いのない演技をしたい」とし、三浦も「笑顔で滑れるように頑張りたい」と決意を新たにした。

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2022年12月26日のニュース