早大、明大に雪辱4強 「早明戦黒星から選手権白星の法則」今季も健在

[ 2022年12月26日 04:30 ]

ラグビー全国大学選手権 準々決勝   早大27ー21明大 ( 2022年12月25日    秩父宮 )

<明大・早大>後半、ゴール前に迫る早大・相良(撮影・篠原岳夫)
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 早大が今月4日の対抗戦で敗れた明大との再戦に27―21で逆転勝ちしてリベンジに成功。2大会ぶりに準決勝へ進出した。筑波大はリーグ戦グループ5連覇の東海大を20―17で破る波乱を起こし、8大会ぶりの4強入り。連覇を狙う帝京大は同大に50―0で快勝し、関西王者の京産大は慶大を34―33と1点差で退けた。準決勝(国立)は来年1月2日に帝京大―筑波大、京産大―早大が行われる。

 「早明戦で負けたチームが大学選手権の再戦で勝つ」という法則は今季も健在だった。18年度からの5シーズンで4度目で、早大には今季早明戦と昨季準々決勝の“ダブルリベンジ”。フランカー相良主将は「昨年の4年生や早明戦に負けた同期のリベンジを、と話していた」としてやったりの表情を見せた。

 「最初の50分を我慢して、そこからギアを上げる」。大田尾竜彦監督のプランどおりの逆転劇だ。前半はスクラムで圧倒されながらも、CTB吉村が約50メートルのPGを2本決めるなど13―14。残り30分でセットプレーを安定させるため、スクラムが強い4年生プロップ井元を投入した。後半10分過ぎからスクラムで2度続けて明大の反則を誘うと、同17分にはPKであえて選択したスクラムを起点に、WTB松下が逆転トライ。19分にはSH宮尾のインターセプトトライで突き放した。

 早明戦の先発からリザーブに回った井元はスクラムに勝機を見いだしていた。逆転トライの場面は「ここは勝負したい」とスクラム選択を希望。明大がスクラムに集中してFWのディフェンスが遅れると予測し、押さずにボールをすぐにNo・8へ送った。「小さいワセダはその場で組むと重さ負けしてしまう。(組む時に)2歩出ることを意識してきた」と誇らしげに話した。

 相良主将は負傷から1カ月ぶりの復帰。自陣に攻め込まれたラストプレーでは明大WTB石田主将にジャッカルを決め、勝利をもぎとった。離脱中は外からアドバイスを送り、チームが結束していくのを実感したという。「4年生を中心にこの3週間でチームがぐんぐん成長してきた」。3大会ぶりの王座奪回へ、大田尾監督も手応えを示した。

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2022年12月26日のニュース