世界選手権代表選手決定 全日本3位友野 最後の1枠滑り込んだ 過去2度は代役出場

[ 2022年12月26日 04:40 ]

フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2022年12月25日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

世界選手権代表に決まった(左から)木原、三浦、友野、山本、宇野、坂本、三原、渡辺、村元、高橋(撮影・長久保 豊)
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 全日本選手権の結果を受け、日本スケート連盟は25日、世界選手権(来年3月、さいたまスーパーアリーナ)の代表を発表した。男子は全日本優勝の宇野、全日本5位ながらGPファイナル準優勝の山本、全日本3位の友野が選出された。山本は初出場となる。全日本2位の島田は四大陸選手権(来年2月、米国)に回った。

 女子は全日本ワンツーの坂本、三原が選ばれ、全日本12位ながらGPスケートカナダを制してファイナルにも出場した渡辺が初選出された。航空機大幅遅延とロストバゲージで全日本を欠場したペアの三浦、木原組も無事に代表入り。アイスダンスの村元、高橋組は2年連続の出場となる。

 10度目の出場の友野が自己最高の3位となり、世界選手権代表に滑り込んだ。冒頭の4回転―3回転の連続トーループを決めた。続く4回転トーループは2回転になり、4回転サルコーも乱れたが、後半はほぼ完璧にまとめ「限界突破の演技。やっと表彰台に立てた」と満足げだった。過去2度の世界選手権は欠場者が出ての代役としての出場だったが、初めて最初から代表に名を連ねた。

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2022年12月26日のニュース