柔道・斉藤立 2年連続世界代表決定的 柔道マスターズ大会で初出場初優勝

[ 2022年12月23日 02:30 ]

柔道マスターズ大会最終日 ( 2022年12月22日    イスラエル・エルサレム )

斉藤立
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 世界ランキングの上位者らで争う大会は最終日に男女計5階級が行われ、男子100キロ超級で今年10月の世界選手権で2位だった斉藤立(たつる、国士舘大)が5試合を勝ち抜き、初出場初優勝を果たした。斉藤は84年ロサンゼルス、88年ソウル五輪を2連覇した故・斉藤仁氏の次男。

 1回戦から登場した斉藤は初戦から危なげなく勝ち上がると、決勝では東京五輪にも出場している世界ランキング1位のテムル・ラキモフ(タジキスタン)を抑え込んで一本勝ち。見事に5試合オール一本勝ちでハイレベルの国際大会を制した。

 マスターズ大会は来年5月の世界選手権(ドーハ)の日本代表選考会の一つ。全日本柔道連盟は大会終了後、1番手と2番手に明らかな差があると判断した場合、今月25日の強化委員会で代表を決定する。今大会で2番手の影浦心(日本中央競馬会)は3位にとどまっており、斉藤の世界選手権代表選出は確実となった。

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2022年12月22日のニュース