若隆景が霧馬山らと22番の申し合い「2023年はもう一つ上の番付へ精進」大関昇進へ決意

[ 2022年12月22日 15:07 ]

出稽古に訪れた錦木(左)と申し合い稽古を行う若隆景(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の関脇・若隆景(28=荒汐部屋)が22日、都内の同部屋で22番の申し合い稽古を行った。

 この日、出稽古に訪れた小結・霧馬山(26=陸奥部屋)、幕内・錦木(32=伊勢ノ海部屋)、千代翔馬(31=九重部屋)と若元春(29)を含め幕内力士5人による白熱した申し合い稽古が繰り広げられた。若隆景は計22番取って16勝6敗。持ち味とする下からの押しや、もろ差しからの攻めのうまさを見せた。あす23日までが出稽古期間となっており、荒汐部屋には関取衆が連日集まった。

 今年の春場所で初優勝を果たすなど全6場所で勝ち越し、年間最多勝も獲得した若隆景。大きく飛躍した1年を経て「2023年はもう一つ上の番付という目標に向けて精進していきたい」と意気込んだ。初場所(来年1月8日初日、東京・両国国技館)の番付では、1横綱1大関に次ぐ3番手の地位に就くことが予想される。現実的に近づいてきた大関の地位を見据え「しっかり成績を収めないともう一つ上の番付にはいけない。もっともっと自力をつけて上を目指す」と向上心をのぞかせた。

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2022年12月22日のニュース