姫野和樹 23年W杯へリーグワンで「どんどん試合に出る」

[ 2022年12月22日 14:39 ]

オンラインで取材に応じる姫野和樹
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 ラグビー日本代表のNo・8姫野和樹(トヨタ)が22日、オンライン取材に応じ、来年9月に開幕を控えるW杯フランス大会に向け、「どんどん試合に出て、試合勘や経験を得たい。試合数をこなせるのはポジティブと感じている」と今月17日に開幕したリーグワンでの抱負を語った。

 前回W杯前は年明けから長期間の代表合宿で強化が図られたが、今回は5月中旬までリーグが続き、代表としての活動は早くても6月開始となる見通し。W杯に向けてリーグで選手個々が高い意識を持ってプレーすることが大切と強調し、「自分の課題を理解して、意識することが大事。(自身は)タックルを変えようと思っている」と話し、相手により力が伝わりやすいタックル姿勢への改良に取り組んでいるという。

 共同主将を務めるトヨタは17日の開幕戦で静岡に31―26で競り勝ち、白星発進を決めた。秋の代表活動から合流間もないこともあり、姫野自身は途中出場となったものの「新しいラグビーをまだ理解できていない部分があった。リザーブからどうチームを変えるか、その役割ができれば幅も広がる」と前向きにとらえているようすだった。

 その開幕戦は1部で最多の1万2213人の観衆を集めたが、「もう少し、お客さんに来てもらったらうれしい。雨でなかなか難しいところだが、集客は課題。そこは寂しかった」とポツリ。再びスタジアムに客足を取り戻すためにも、ピッチで高いパフォーマンスを発揮する。

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2022年12月22日のニュース