【箱根駅伝】青学大連覇へ 原監督「ピース大作戦」発令 「平和であるからこそ箱根も行われる」

[ 2022年12月10日 15:05 ]

青学大・原監督
Photo By スポニチ

 来年1月2、3日の第99回東京箱根間往復大学駅伝の記者発表が10日、オンラインで行われ、青学大の原晋監督が、恒例の作戦名を発表した。連覇が懸かる大一番は「ピース大作戦」で臨む。

 原監督は新型コロナウイルスの感染拡大がいまだ収束していないこと、ロシアによるウクライナ侵攻も終結していないことを念頭に、「平和であるからこそ、この箱根駅伝、スポーツも行われるということだと認識している。連覇を目指し7度目の優勝を『ピース』でゴールしていきたい。名付けまして『ピース大作戦』!今年も原監督、大作戦シリーズでございました」と話した。

 今季は「パチパチ大作戦」の出雲駅伝は4位、「プライド大作戦」の全日本大学駅伝は3位でともに駒大に敗れた。

 ◇青学大・原晋監督の箱根大作戦と成績◇

 ▼13年8位 Z大作戦(エース出岐を10区起用。アンカーとアルファベットの最後の文字から)
 ▼14年5位 S大作戦(9、10区に世羅高出身の藤川、竹内を並べて勝負。世羅のSから)
 ▼15年優勝 ワクワク大作戦(ワクワクドキドキさせるレースを期待して)
 ▼16年優勝 ハッピー大作戦(ゴールした時に笑顔でハッピーで、という思いを込めて)
 ▼17年優勝 サンキュー大作戦(3連覇と3冠に照準。原監督となって9度目の出場) 
 ▼18年優勝 ハーモニー大作戦(「個々の力はついてきたが、最後何かが抜けていた。監督の熱さかな。指揮をしっかりとらないといけない」と原監督)
 ▼19年2位 ゴーゴー大作戦(5度目の優勝に向け、覚悟を持って)
 ▼20年優勝 やっぱり大作戦(やっぱり青学大は強かったと言われるように)
 ▼21年4位 絆大作戦(箱根駅伝を通じて全国の方々に元気と勇気、絆を取り戻す活動を)
 ▼22年優勝 パワフル大作戦(パワフルに箱根を駆け抜けたいという思いで)

続きを表示

2022年12月10日のニュース